まさか33歳が寝食を惜しむほどにセサミストリートのレゴブロックにはまるなんて…な話
少年であれば、だれもがプレゼントに憧れた「レゴブロック」。私が最後にレゴブロックに触れたのは小学6年生くらいでしょうか。およそ20年前の話です。たしか忍者のお城みたいなレゴブロックでした。誕生日プレゼントに買ってもらって大興奮したのを覚えています。
運命の出会い
そんな私には2歳の息子がいます。
彼が生まれてから、おもちゃ屋さんに行く機会が増えました。男という生き物は何歳になっても趣味は変わりませんね。おもちゃ屋さんに行く度にレゴブロックのコーナーに熱い視線を送ってしまいます。
でも息子にレゴブロックはまだ早い。
最近の息子の趣味はアニメ鑑賞です。好きなキャラクターは…エルモ、ドラえもん、アンパンマン、おさるのジョージ…などなど。せめて息子の好きなキャラとコラボしたレゴブロックがあれば…。
そして見つけたのです。
エルモがレゴブロックに!!キター!!!
おもちゃ屋で運命的に出会ってから購入するまでに迷いはありませんでした。息子にせがまれるわけでもなく、妻から白い視線を浴びながらも、気づけば私はこの商品を抱きしめていました。
決して安くはないですが、子供のころに憧れたレゴブロックを…今なら自分で稼いだ金で買える。
男のロマンを感じずにはいられませんでした。
こんな夜更けにレゴブロックかよ
息子が好きなエルモちゃんのレゴブロックを購入したものの、息子と一緒にはつくれません。おそらく息子と一緒び作ると説明書はびりびりになり、細かなパーツが異次元にワープしてしまいます。
それも粋か?と悩みがよぎりましたが、大人がビシッと完成させてから喜ばせる作戦に決めました。
いつも息子を寝かしつけてから束の間の大人の時間です。ただし今日は大人が少年に戻る時間になりそうです。この高揚感をワクワクテカテカと表現するにふさわしい。
箱を開け、袋を破り、シャラララ…と出てくるレゴブロック達の懐かしいサウンド。
子供のころに一生懸命に作ったレゴブロックのホグワーツ城を妹に壊されて号泣し…気を取り直して再建したのに、飼ってたゴールデンレトリバーの突進で再び陥落した苦い記憶がよみがえる。
少し感傷的になりながらも、作り始めたら止まらない。既に深夜でしたが仕事がはかどります。
朝、起きたら息子は喜ぶかな?驚くかな?
なんてことを考えながら着々とセサミストリートの町が出来上がってきます。
セサミストリートにようこそ
気づけば夜が明けるような時間。
ほぼ夜通しで夢中で作業してました。完成です。
とても良いです。いい感じです。
…でも、息子の目に触れたら原型を留めない可能性があります。諸行無常を感じながら、無味を噛みしめるのは切ないです。
せっかくなので、この世界に入ってみましょう。
主役のエルモちゃんは友達のビッグバードとなにやら楽しそうに話し込んでます。
ビッグバードってエビフライに似てるよね
あんまりそういうの本人に言わない方がいいよ
実際はこんな感じのゆるい会話でもしているのでしょうか。いいなぁ。
こちらではクッキーモンスターとバートが談笑してますね。
さすがクッキーモンスター。両手にクッキーです。せっせとカロリーを摂取します。
おう!一本マユゲ!おはよう!
人のコンプレックスをなめんじゃねえぞ
朝からこういう会話ができるくらいには親しい仲でしょうかね。
いずれにしてもセサミストリートの世界はなんだか平和でゆったりとした雰囲気が流れていそうです。USJあたりで完全再現してくれないですかね。でも混むか。それは嫌だな。
せっかくなのでここからは写真でセサミストリートの世界を共有します。この世界に入り込んだ気分で楽しんでみてください。
男なら永遠にレゴブロックに憧れる
まさに寝食を忘れてレゴブロックを堪能してしまいました。まさかこんなにも写真で遊ぶなんて思ってなかったです。
レゴブロックの魅力たるや恐るべし。。
途中でランドセルゴリラが乱入してましたが、イリュージョンです。実際のセットにはもちろん同梱されておりません。
ちなみに今回遊んだのはこちらの商品です。
お値段はまあまあしますが、その分クオリティが高いのでオススメです。
完成品を息子に見せると大興奮で喜んでました。
かつてのゴールデンレトリバーのごとく突進してきたので
うらーらーああああああ、鬼が来るぞおおおお
と疲労困憊サラリーマンの哀願を見舞うと、きちんとおとなしく遊んでくれました。笑
レゴブロック…また買ってしまいそうだな。。