【プレミアリーグを語る】リバプールvsトッテナムの結果と感想

Embed from Getty Images

日本時間、2023年4月30日24:30にリバプールの本拠地アンフィールドにて
リバプール(7位)vsトッテナム(5位)の一戦が行われました。
シーズン終盤に突入したプレミアリーグでのトップ4を懸けた熱き戦いです。

試合前の状況整理と見解についてはコチラをご覧ください。

来季のチャンピオンズリーグ(CL)の出場権が与えられる4位以内を目指して、
両者ともに絶対に負けられない戦いとなりました。

戦いの結末は!?

Embed from Getty Images

結果は4vs3でリバプールが勝利!!

得点者は下記の通りです。
前半3分:カーティス・ジョーンズ(リバプール)1vs0
前半5分:ルイス・ディアス(リバプール)2vs0
前半15分:モハメド・サラーPK(リバプール)3vs0
前半40分:ハリー・ケイン(トッテナム)3vs1
後半32分:ソン・フンミン(トッテナム)3vs2
後半45+3分:リシャルリソン(トッテナム)3vs3
後半45+4分:ディオゴ・ジョタ(リバプール)4vs3

合計7ゴールが飛び交う乱打戦となりました。
また後半アディショナルタイムに互いにゴールを奪い合う激しい展開になりました。

前半プレビュー:リバプールの破壊力と”偽サイドバック”の輝き

Embed from Getty Images

ホームの大声援を後押しにリバプールはなんと前半15分までに3ゴールを奪います。
アカデミー育ちの生え抜きカーティス・ジョーンズのゴールを皮切りに、
ながらくケガで戦線離脱していたルイス・ディアスの復帰弾が早々に決まります。

上々の滑り出しを見せたリバプール。
前半15分にはオランダ代表コーディ・ガクポが獲得したPKをモハメド・サラーがしっかりと決めます。
サラーはここ最近PKで悪い目立ち方をしていたので少なからず注目を集めましたが、さすがスーパースターです。

対するトッテナムは不安定な立ち上がりとなりました。
エースのハリー・ケインにボールが収まらない時間が続きました。
トッテナムに混乱をもたらしたのは、ある選手でした。

Embed from Getty Images

リバプールの背番号66番、トレント・アレクサンダーアーノルド(24歳)です。
リバプールアカデミーから生え抜きの彼は、正確無比な右足のキックが最大の武器です。
基本ポジションは右サイドバック。左サイドバックのアンドリュー・ロバートソンと共に強力なサイド攻撃の起点になります。

ところが、ここ数試合でのアーノルドは右サイドバックではなく、中盤センターでの起用が続きます。
この日も攻守のつなぎ役として要所要所に顔を出し、長短の正確なパスでチャンスを演出します。
アーノルドは攻撃力が評価される一方で、守備の不安定さが指摘される機会が多い選手でした。

飛びぬけたキックセンスを有しているものの、守備の不安定さが影響してイングランド代表に招集されないこともありました。
ところが中盤センターでの起用になると、彼の持ち味がいかんなく発揮されていました。
守備を免除されたわけではありませんが、相手にとっては守りにくい中盤のギャップに顔を出し続けてカオスを生み出します。

世間では、この特殊なアーノルドの役割を「偽サイドバック」と表現しています。
前半戦のMVPは間違いなく、トレント・アレクサンダーアーノルドでした。

後半プレビュー:トッテナムの反骨精神とリバプールの切り札

Embed from Getty Images

前半終了間際にトッテナムはハリー・ケインの一撃で一矢報います。
そして後半に入っても、前半と様相が変わってトッテナムペースになります。
ソン・フンミンのシュートが2度もポストを叩くなど、リバプールゴールに猛然と迫ります。

すると、そのソン・フンミンのゴール、更には後半アディショナルタイムにリシャルリソンのゴールが生まれます。
前半のムードが一転して、リバプールサポーターにとっては絶望的な状況でした。
…しかし、舞台は奇跡の地、アンフィールド。このまま終わらないのがリバプールです。

後半18分に投入した好調の”あの男”が試合を決めます。

Embed from Getty Images

リバプールの切り札、ポルトガル代表のディオゴ・ジョタです。
ジョタは直近3試合で4ゴールをあげており、絶好調でした。
しかし前節のウエストハム戦で負傷交代をしており、トッテナム戦はベンチスタートとなりました。

試合終了間際の後半アディショナルタイムにディオゴ・ジョタにチャンスが訪れます。
リバプールGKのアリソンが大きく前線に蹴り出したボールをトッテナム選手が処理を誤ります。
そのボールがジョタの足元へ。落ち着いてペナルティエリアへ運んだ背番号20は逆足を振りぬきます。

ジョタが放ったシュートは、リバプールサポーターを地獄から天国へと押し上げました。
やはり好調な選手は何か持っていますね。スタジアムは大歓喜に包まれます。

実は私は、前回の投稿でジョタの活躍を予言しておりました。笑
必ずやどこかで仕事をしてくれると思っていましたが、まさかこんなにも大きな仕事をやってのけるとは。。

試合の感想

Embed from Getty Images

ハラハラドキドキの展開でした。
結果として、リバプールがそのまま勝利を収めて、暫定ながらリーグ戦5位に浮上しております。
これでリバプールはリーグ4連勝となり、好調を維持しています。
昨シーズンの強いリバプールがようやく戻ってきたような気がします。

ところで、ジョタの劇的ゴールに喜んだリバプールベンチではちょっとした珍事があったみたいです。

Embed from Getty Images

ジョタのゴールに興奮して駆け出したユルゲン・クロップ監督は太ももを負傷した模様です。
太ももの裏を抑えながら気にする様子がテレビに映っておりました。笑
選手はもちろんですが、監督・スタッフにも身体を大事にしていただきたいです。

さあこれでリバプールはトップ4争いに踏み止まりました!
奇跡のトップ4入りを応援しております!!YNWA!!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です